2019

2019年を振り返る

・ロンドン一人旅行。友人と再会。元彼にも4年ぶりに再会。色々話せた

・フランクフルトに引っ越した

・新しいヨガクラスに通いはじめた

・質の良いベッドとマットレスを購入

・結婚した

日本旅行(1回目は一人、2回目は二人で)日本の友達や家族のありがたみをあらためて実感

・主食と言っても過言でないほど、うどんを沢山食べた

・ボロネーゼソース定番化

・お酒を飲まない日がかなり増えた

・家の掃除を人生で一番こまめにするようになった。家がきれいだと気持ちが良い

・ドイツ語B2コースにまた通いはじめた

・たくさんドイツ語を話した

・たくさん寝て、たくさん休んだ

・初めてドイツ語で面接。来年から新たなスタート。いい方向に行くといいな

 

コンサート/ライヴ(パーティーイベント除く)

・Khruangbin

Massive Attack

・Inner City

・Giogio Moroder

Herbie Hancock and the Band

・envy

フェス

・Nachtdigital

・Labyrinth

 

2020年...

・プレゼントでいただいた旅行券や招待券などが溜まっているので消費したい

・行ったことのない国に旅したい

・ドイツ語B2コース、ドイツ語もっと頑張る

・Praktikm

・体をもっと鍛える

・ドイツの免許に切り替え、車を運転する

 

みなさま、良いお年をお迎えください。

holidays

24日からカリームの実家へ2泊。Gordon Ramsayのレシピでガチョウの丸焼きに挑戦。ドイツではクリスマスにガチョウはポピュラー。赤キャベツとリンゴの煮込みとベイクドポテトを付け合わせに、グレービーソースをかけて。とても楽しくて美味しいクリスマスでした。26日はみんなで日本食レストランへ。久しぶりにいただく美味しいおつまみや寿司、日本酒、〆の赤出汁は格別でした。ドイツの日本食レストランは大体寿司や刺身があり色々な和食メニューが揃っている。テーブルや机も揃っていて大人数で食事もできるし、ある意味ファミリーレストラン的で逆に日本にはあまりないタイプなのでは、と思ったり。そしてあっという間に年末...。

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友人達にプレゼントした手作りヴィーガンキムチと、玄関に飾った結んだだけの松飾り

ここ最近は最近ゲットしたKate Bushのアルバム、FKA twigs、Slangeをひたすらリピート。それからBBC Radio6の大好きなホスト、Huey Morganの「The Huey Show」を聴いていた。彼のラジオ番組は5年前くらいからほぼ毎週聴き続けている。新旧問わずロック、ヒップホップ、ソウル、ファンクなどなど。彼の選曲から購入したアーティストは数しれず。本当に大好き。Love your show Huey!!

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最近itunesで購入したアルバムをみたらどことなく共通点!

www.bbc.co.uk

 

今日は初めて手作りさつま揚げとおでんを作りに挑戦!

Kate Bush

週末は新しいカーテンの取り付けや掃除、買い物など、クリスマス・年末に向けて家のことをカリームと一緒に一気に終わらせてスッキリ。夜は友人達とOffenbachのクリスマスマーケットへ。フランクフルトのクリスマスマーケットよりも落ち着いていて、のんびりできてとても良かった。チョコレート、ホットワイン、スパイスなどの匂いに包まれたクリスマスマーケットが大好きだ。それぞれスタンドで食べたいものを買って、テーブルをかこんで立ち飲み。Glühwein(ホットワイン)とReibekuchen+Apfelmus、カリカリアーモンドの組み合わせは最高だった。バーに移動して飲み直し、近所の友人宅へ。それで帰るつもりだったけど、盛り上がったノリでRobert Johnsonへ行くことに。この日はGerd JansonとOliver Hafenbauer2人のDJ。早い時間なのにもかかわらず長蛇の列。事前にチケットを購入していない私たちは列に並ぶも全然進まず...。1時間半待ってもう少しで入れるかなくらいのところまで来たけど、雨も振りだし寒いのでカリームと私は諦めて帰宅。(友人二人はもう少し待つ!と粘ることに。(後で連絡が来て1人はその後1時間くらい並んだけど脱落、もう一人は2、3時間後に入れたらしい...)

私は家に帰ったら絶対これを聴く、と頭で決めていたレコードがあった。それはKate Bushの「Running Up That Hill」。名曲。。。カモミールティーをチェイサーに、日本で頂いたイチローモルトをちびちび飲みながらやっと一息。

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Diskunion新宿セカンドハンズ店で購入

男女が入れ替わることができたら、お互いをもっと理解することができるのでは...というコンセプトの曲らしい。振り付けも最高。

カリームはクリスマスプレゼントとしてKate Bushのリマスターアルバム「Remastered Pt. IV」を買ってくれた。4枚ディスクがセットになっている。ううう嬉しい...。涙

ケイトブッシュを聴いたあとにFKA twigsの「sad day」を聴いてみる。類似アーティストの名前を挙げて例を出すのはあまり好きでは無いのだけど、影響を受けた人にケイトを挙げるだけあってやはり歌い方が似ているなぁ。高音でかすれるような神聖な声。でも現代的でR&Bに近いジャンルレスな雰囲気になっているのでケイトとはまた全然違うものになっていて面白い。

最後に12月クリスマスシーズンにぴったりなケイト・ブッシュのこちらの曲を。 

本を読む

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又吉の「人間」を読んでいる。昔三軒茶屋のオフィスで一緒に働いていた50代の渋いおじさんから「これ面白かったぞ、読んでみろ」と貸してもらったのが又吉著者「火花」。しばらくは部屋の隅に置いたままになっていたのだが、長距離移動での暇つぶしとして読んでみたところ、彼の世界観と文章に引き込まれ一気に読んでしまった。テレビのバラエティーお笑い番組には興味がなかったので、芸人としての又吉は詳しく知らないが、それ以来彼の書いた本はほぼ全て目を通している。日常で見逃しそうな独特の視点と物事の捉え方、少し皮肉っぽくて私とどこか似ている面、感心したり笑ったり少し切なくなったり...言葉の意味をゆっくり自分のペースで消化できるのが読書のいいところだ

。ドイツに限らずイギリスにいた頃もそうだったのだが、ヨーロッパにいると何故か活字や日本語が恋しくなる。漫画はもともと大好きだけどあっという間に読み終わってしまうし、ドイツでは日本の書籍を見つけること自体が困難なので(デュッセルドルフには日本の本屋さんがあるらしいが)、なかなか手に入らない。日本に帰国したときにいくつか本を買ってきたので、それを寝る前や長距離移動の電車の中なので読むのが自分にとっての有意義な時間になりつつある。最近では又吉の本だけではなく、NHKラジオで毎週月曜日に無料配信しているラジオ番組「あとは寝るだけの時間」も聴くようになった。太宰治にも興味を持つようになったし、又吉の舞台も少し気になりはじめた。次回日本に帰国したときには、「火花」を貸してくれたおじさんに私のおすすめの本をプレゼントできたらいいなあ。

今日の一曲はくるりのジュビリー。岸田さんが音楽について悩んでいた頃、オーストリアのウィーンでオペラに出会い衝撃を受けてつくられた曲。ドラマチックなメロディーにのせた日本語がしみる。

...前にも同じようなことを書いていた。。笑

neurotrip.hatenablog.com

 

envy@Gebäude9 in Koeln

月曜日はケルンまで日帰り一人旅へ行ってきた。今から3ヶ月前、envyがヨーロッパツアーに伴いケルンでライブ公演をやると知りすぐにチケットを購入した。私が16歳くらいのときに付き合っていた彼はバンドマンで、ハードコア/メタル/グラインドの中間を漂うアングラなバンドに所属していた。私は彼の影響によりまんまとハードコアを聴き始め、邦楽洋楽問わず音楽を紹介してもらったのだが、その中でもおそらく一番聴いたであろうバンドがこの日本のポスト・ハードコアバンド、envyかもしれない。特にアルバム「All The Footprints You've Ever Left And The Fear Expecting Ahead」と「From Here To Eternity」はかなりリピートして聴いた。一度友人と今はなき横浜Club Lizardへライブも観に行った。今から約13年前になる。まさかケルンで聴けるとは思わなかったので感慨深い。

フランクフルトからICE(ドイツ国鉄)でケルンへ。中央駅を出るとライトアップされた大聖堂がすぐ目の前にあらわれ感動。大聖堂となりではクリスマスマーケットが開催されていて、ホットワインを片手にマーケットを散策後、温まった体で大聖堂の見学をした。レーベル/レコードショップKOMPAKTは残念ながら定休日だったけど、そのエリアには古着屋やレコード屋などいろいろあって面白そうだったので行ってみることに。知らない街を歩くのは楽しい。ここでも別のクリスマスマーケットが開催されており、おもしろい屋台が沢山出ていたのでもっとゆっくり見たかった。ライブが始まるまであまり時間がないので、ベトナム料理屋にてささっとビールで喉を潤し、フォーを食べて腹ごしらえ。電車に乗って今回のベニューGebäude9へ向かった。

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Koeln. December 2019

前座のバンドが終わり、この曲と共にenvyが登場。最高...。

おそらく9割以上ドイツ人、20代前半〜40代前半。ちょうどよい具合に満員。黒パーカー、黒Tシャツ率高し。モッシュとかはなくみんな真剣に聴き入ってた。日本語の詩的な歌詞はドイツ人にどう響いているのだろうと思ったけど、私でさえ数秒後には彼らが何を言ってたか忘れてしまう。それでも心地の良い選ばれた言葉たちが頭によぎり身体に染みていく感覚が好きだ(絶叫パートは何を歌っているかよくわからないけど、声が音楽の一部として機能していて不思議としっくりくるのがすごい)。最初の曲意外は知らなかったけど、ケルンまで来てよかったーと思える大満足のライブでした。かっこよくて溜息がでた。終盤は後方に移動して聴いていたら、首を振ってエアギターを弾くように踊ってる人がいて最高だなと思い私もその場で聴き入って踊っていました。「This is the last song...」と言っていたのでギリギリ最後まで聴き、バスの時間が迫っていたので、物販をゆっくりみる暇なく乗り場まで急ぐ。帰りのバス車内は真っ暗で、ライブの余韻に浸りながらiPodでenvyの音源を聴いていたら2時間はあっという間に過ぎ、フランクフルトに到着。

アルバム全ていいけど一番エモーショナルになる曲

昔のライブ映像発見

「From Here To Eternity」

友人の誕生日パーティーとBatu@Robert Johnson

土曜日夜は友人の誕生日パーティーのため、フランクフルトから電車でHanau方面へ向かった。ものすごく素敵な会場は友人の実家。木のぬくもりに溢れ丁寧に手入れが施されている。お父さんが大工さんである友人は、最近自分もマイスター資格を取得し大工として働き始めた。土地の一部に大きな作業場がありそこをメインに仕事をしている。さて、パーティーには20人以上いたけど私以外は全員ドイツ人。ベルリンからは10人くらい来ていて、みんな友人の実家に泊まるらしい(それくらいとっても広い家!)。というわけでこの日は相当ドイツ語でお喋りした。着くまえはちょっと心配だったけどみんな優しいし、ほぼ同い年で話題合うし酔っ払ってるし全く問題なし。予想以上に話せて楽しかった。学校のおかげか日々の成果か前よりもドイツ語で積極的に話せるようになっている気がする。というか間違いをあまり気にしなくなって、度胸がついたのかな。笑

楽しい時間はあっという間に過ぎ、私が終電で向かった先はOffenbachにあるRobert Johnson。今年NachtdigitalでもLabyrinthでもみるチャンスを逃したBatuのDJを聴くのが目的。ノイズ、ダブ、ダンスホール、ドラッギーなインダストリアルテクノ。朝4時くらいからはレゲエのボーカルとリズムとアシッディーなメロディーが混ざり合っててすごいことになってた。サウンドシステムに関しては若干物足りなさがあり、欲を言えばこういう重低音はもっとガッチリした床に積むスタイルのサウンドシステムで体感したいなあと思った。なんだろう...例えていうならばパノラマバーではなく、ベルグハインで聴いてみたいと思うような音だった(その中間だったら最高)。それでも魔法にかかったような瞬間もいくつかあり、ダークでトリッピーなBatuの世界に引き込まれた。尖ってる面白い選曲だったなー。

Robert Johnsonはフロアで撮影禁止のポリシーを徹底していて、それが常識のようになっている。この日は特にインテンシブサウンドだったのもあってか、3時以降からは私も含め単独で音に没頭している人が目立ち、フロアで携帯の光を見ることは一切なく、携帯の光がないだけでこんなに落ち着くんだとあらためて思った。DJブースの上のテレビ画面に映るVJもかっこいいし、バルコニーでタバコ吸って、フロアでは疲れたら角にある椅子に座って音楽を聴いて。RJに一人で行くのは初めてだったけど、相変わらず快適な空間で快適な時間を過ごせた。

RJでスタンプを押されたのは今回これが初めて。"NO PHOTO POLICY! PLEASE PROTECT THE PRIVACY OF OTHER GUESTS"

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ドイツ語学校B2 in Frankfurt

クラスメイト達と話していると、歴史とか文化の違いって本当におもしろいなと思う。以前通っていた学校では数えきれないほど様々な国の子がいた(1クラス20人中19カ国くらいが集結)が、現在の構成もなかなかおもしろく、ウクライナ、ボツニア、ブラジル、トルコ、ブルガリアアフガニスタン、エジプト、モルドバ(2名)、ケニア、そして私、日本の計11名だ。

昨日の宿題テーマは「Ein wichtiger Tag(重要な日)」何年のいつ何が起こったのか、自分にとってなぜ重要なのかということについてそれぞれが発表した。私は「2011年3月11日」の東日本大震災福島第一原子力発電所事故についての話をした。自然災害だけではなく、原子力発電所(der Atomkraftwerk)、放射能(Radioaktivitaet)、汚染(versmutzung)...現在もまだたくさんの課題が解決していないこと、その日をきっかけに日本の多くの人々の意識が変わり始めたこと...などを話した。ドイツ語B2のトピックは政治や社会、歴史についての話題が多いのでそれをきっかけにお互いについて知ることも多い。日本についてあらためて考えさせられたり、知る機会でもある。限られた時間で説明することもあり、後になって(あーあれも補足するべきだったー)と思うこと多々。もちろん難しい話題ばかりではなく日常会話もするし、ドイツはここがおかしいよね〜とか、ドイツで生きる外国人としての共通の話題もあったりしておもしろい。

今日思ったこと:東京のことを話すときには、新宿・渋谷とか東京23区とかも例にした方が良い。東京って広いし日本って大きい。あと日本=東京を前提に話す人が多いけどそれは違う。

James Blakeのアルバム「Assume Form」の中のこの曲はここ1ヶ月間よく聴いていて、寒くなってきたけど心はポジティブな今の気分にピッタリなメロディー。この不穏さの中に輝く光と中世のピアノのメロディー、そしてグライム感...なにかが似ていると思って頭に浮かんだのはFKA twigs、The xx、Disclosure。モダンUKサウンド…好きだなぁ。

Are You in Love?

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