友人の誕生日パーティーとBatu@Robert Johnson

土曜日夜は友人の誕生日パーティーのため、フランクフルトから電車でHanau方面へ向かった。ものすごく素敵な会場は友人の実家。木のぬくもりに溢れ丁寧に手入れが施されている。お父さんが大工さんである友人は、最近自分もマイスター資格を取得し大工として働き始めた。土地の一部に大きな作業場がありそこをメインに仕事をしている。さて、パーティーには20人以上いたけど私以外は全員ドイツ人。ベルリンからは10人くらい来ていて、みんな友人の実家に泊まるらしい(それくらいとっても広い家!)。というわけでこの日は相当ドイツ語でお喋りした。着くまえはちょっと心配だったけどみんな優しいし、ほぼ同い年で話題合うし酔っ払ってるし全く問題なし。予想以上に話せて楽しかった。学校のおかげか日々の成果か前よりもドイツ語で積極的に話せるようになっている気がする。というか間違いをあまり気にしなくなって、度胸がついたのかな。笑

楽しい時間はあっという間に過ぎ、私が終電で向かった先はOffenbachにあるRobert Johnson。今年NachtdigitalでもLabyrinthでもみるチャンスを逃したBatuのDJを聴くのが目的。ノイズ、ダブ、ダンスホール、ドラッギーなインダストリアルテクノ。朝4時くらいからはレゲエのボーカルとリズムとアシッディーなメロディーが混ざり合っててすごいことになってた。サウンドシステムに関しては若干物足りなさがあり、欲を言えばこういう重低音はもっとガッチリした床に積むスタイルのサウンドシステムで体感したいなあと思った。なんだろう...例えていうならばパノラマバーではなく、ベルグハインで聴いてみたいと思うような音だった(その中間だったら最高)。それでも魔法にかかったような瞬間もいくつかあり、ダークでトリッピーなBatuの世界に引き込まれた。尖ってる面白い選曲だったなー。

Robert Johnsonはフロアで撮影禁止のポリシーを徹底していて、それが常識のようになっている。この日は特にインテンシブサウンドだったのもあってか、3時以降からは私も含め単独で音に没頭している人が目立ち、フロアで携帯の光を見ることは一切なく、携帯の光がないだけでこんなに落ち着くんだとあらためて思った。DJブースの上のテレビ画面に映るVJもかっこいいし、バルコニーでタバコ吸って、フロアでは疲れたら角にある椅子に座って音楽を聴いて。RJに一人で行くのは初めてだったけど、相変わらず快適な空間で快適な時間を過ごせた。

RJでスタンプを押されたのは今回これが初めて。"NO PHOTO POLICY! PLEASE PROTECT THE PRIVACY OF OTHER GUESTS"

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