CD整理とライブラリ追加

木曜日。先週も行ったフランクフルトの美術館MAKで開催中「El Barrio」のプログラムの一つ、Lena Willkens & Sarah Szczesny他アーティストのライブパフォーマンスアートをみにいった。近未来的トライバルサウンド空間。なかなか衝撃的で終わってしばらくはボーッとして余韻に浸っていました。以下はメモ。 宇宙の伝統衣装のようなものに身を包んだ集団。それぞれが個々のノイズやサウンドを発するカセットプレイヤーのようなスピーカーを手に持ち、ステージと観客が地べたに座る薄暗い会場内を歩き回り音響空間をつくるインタラクティブパフォーマンス。個々で流す音はバラバラなのに、一体感のある立体的サウンドがつくり出されていた。後半はダブとレゲエ要素のある近未来的サウンドをバックに、エフェクトがかかった宇宙人のようなボイスで歌うLena Willkensが印象的。宇宙からの歌謡曲アルバムを通しで聴いているようだった。女性が自分の性器を手で覆い隠す仕草の肖像画のような白黒のビジュアルが繰り返し映し出されていた。バーには美味しいワインも売っていて、私は赤ワインをいただいた。きちんとグラスで出てくるのが嬉しかった。

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仕事中に聴くiPodの音楽をもっと増やしたいなあと思い、ふと、家にあるCDを整理してライブラリに入っていなかったものを追加。特にFabricのミックスや、カリームが私と知り合う前から買っていたドイツのエレクトロニック音楽誌(現在はオンラインのみ)に付録で付いてきたMIX CD!その他、以前カリームにプレゼントでもらったSecretsundazeのCDは2枚組ということを発見し(!)、聴いてなかった1枚を追加。仕事だけではなく普段の生活でもまだ聴いたことのない音楽を聴く楽しみが増えた。そして今気づいたが、Groove 150号CD59のジャケットがHotze!(Grooveで連載されていた漫画。レコード屋でバイトするテクノガイHotzeの日常やらドイツのパーティーシーンなど、はちゃめちゃでおもしろい)

昔は買っていたCD、今はほとんど持っていない。ストリームやらオンラインで購入してダウンロードできる時代。物を持つことが少なくなったけど、こうして形としてあるものはそれとちゃんと向き合う時間になるなあと思ったり。レコードは特にそう。お気に入りのものは少しかさばっても持っていたい。

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FabricシリーズとGroove付録CD

現在Groove Magazine166号のCD 75をを聴きながら作業中。その一部がこちら:

真っ先にKraftwerkを思い出させるDJ Hellによるトラック。というか彼らの曲からサンプリングもしているのかしら。すき。

 

カリームは水曜日から日曜日まで友達とスキー旅行でオーストリアのチロル州へ。今回私は仕事だったり、色々理由があり不参加だったけど、次回は一緒に行きたいな。