ドイツの冬

ドイツの冬は寒いけど、家の中はセントラルヒーティングでポカポカ。外はクリスマスのデコレーションやマーケットで賑わっているので寂しく感じることがあまりない。先日訪れたクリスマスマーケットではホットワイン...でなくこの地域ならではのホットアップルワインをチョイスした。スパイスが効いたアップルワインを飲むと体が温まり、いつもより余計に厚着をしてきた私は少し汗ばむくらいだった。食べ物の屋台もいっぱい出ていて、本当はKartoffelpufferをツマミに飲みたかったけど、夜はドイツレストランを予約しているということで我慢。レストランではアップルワインの炭酸水割り(ザワーゲシュプリッツァー)とグリューネゾーセのシュニッツェルをいただき、食後のシュナップスに枇杷入りカルバドス(リンゴの蒸留酒)をキュッと飲み干して(調子に乗って3、4杯は飲んだ)うん、フランクフルトの味は美味しいなあ。ドイツ人の友人たちに囲まれ、ほろ酔いでドイツ語もいつもよりは流暢に話せたかなきっと。

 

日曜日はマーティンスコセッシとミックジャガー製作の「Vinyl」というAmazonプライムのシリーズを観始めたけどなかなかおもしろく、ソファでゴロゴロしながら観る二日酔いの休日にはぴったりだった。お昼は近所のチベット料理をテイクアウトして休憩?をとりつつ観賞を続ける。当時のニューヨークってこんなだったのかしら。それにしてもアルコールとコカインの摂取量!それぞれの衣装が素敵なのも印象的だった。

現場に行って音を体感すること、自分が好きなものは貫く-でも硬い頭を持たず柔軟に...。新しいものって最初はすぐには慣れないけど、理解しようとすることはできると思う。それが自分に合うかどうかはトライしないとわからないし最初からダメだと決めつけたくない。音楽に限ったことではないけれど、歳をとっても何事も枠に囚われずに楽しめたらいいな。そしていつかは子供とフェスに行ったりして音楽を紹介しあう...みたいな関係をつくりたい...とか二日酔いの頭でぼんやりと思った。

少し似たトピックとして最近読んだJeff Millsのコメンタリーが興味深かった。https://www.mixmag.jp/news/1911-jeff-mills.html

そして最近友人を通して知ったFKA twigs。最初聞いたとき私の耳にはグッとこなかったけど、徐々に気になる存在になりつつありチラチラ試聴をしてしまう。まだ楽曲を購入してないのでしっかり聴き込んでないけど、オペラ、グライム、R&Bとか混ざってるのがイギリスっぽくておもしろい。歌詞の内容も気になるし、ダンサーでもある彼女はなによりライブパフォーマンスがすごいとの噂。来年フジロックあたりに出演するような気がする...。

 

Cellophane

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