手紙

昨日、この前うちに週末遊びにきたロンドンの友人から手紙が届いた。一緒に過ごした週末の思い出や、それがどれだけ素晴らしかったかということ、よく面倒をみてくれてありがとう、など感謝の気持ちなどがギッシリと綴られていた。メールやSNSで済んでしまう今の時代に手書きの手紙(カード)をもらうことってなかなか無いのでありがたみが増すし特別感あるなあ。

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love xxx

今年に入って友達からこうした手紙をもらうのは2通目。年明けにはチェコに住む日本の友人から、小さなプレゼントも一緒に包まれて届いた。

そういえば、昨年はクリスマスカード送ったよ!と別の友達から連絡がきたし(恐らくロストで未だに届かず…涙)、先日日本の友人から手紙を送ってみたいから住所教えてと連絡がきた。もしかして手紙ブーム!?さて、この返事をメールでするか、手紙で返すか迷うところ。。。

 

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 ハエトリ虫、1本だけビョーン

CD整理とライブラリ追加

木曜日。先週も行ったフランクフルトの美術館MAKで開催中「El Barrio」のプログラムの一つ、Lena Willkens & Sarah Szczesny他アーティストのライブパフォーマンスアートをみにいった。近未来的トライバルサウンド空間。なかなか衝撃的で終わってしばらくはボーッとして余韻に浸っていました。以下はメモ。 宇宙の伝統衣装のようなものに身を包んだ集団。それぞれが個々のノイズやサウンドを発するカセットプレイヤーのようなスピーカーを手に持ち、ステージと観客が地べたに座る薄暗い会場内を歩き回り音響空間をつくるインタラクティブパフォーマンス。個々で流す音はバラバラなのに、一体感のある立体的サウンドがつくり出されていた。後半はダブとレゲエ要素のある近未来的サウンドをバックに、エフェクトがかかった宇宙人のようなボイスで歌うLena Willkensが印象的。宇宙からの歌謡曲アルバムを通しで聴いているようだった。女性が自分の性器を手で覆い隠す仕草の肖像画のような白黒のビジュアルが繰り返し映し出されていた。バーには美味しいワインも売っていて、私は赤ワインをいただいた。きちんとグラスで出てくるのが嬉しかった。

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仕事中に聴くiPodの音楽をもっと増やしたいなあと思い、ふと、家にあるCDを整理してライブラリに入っていなかったものを追加。特にFabricのミックスや、カリームが私と知り合う前から買っていたドイツのエレクトロニック音楽誌(現在はオンラインのみ)に付録で付いてきたMIX CD!その他、以前カリームにプレゼントでもらったSecretsundazeのCDは2枚組ということを発見し(!)、聴いてなかった1枚を追加。仕事だけではなく普段の生活でもまだ聴いたことのない音楽を聴く楽しみが増えた。そして今気づいたが、Groove 150号CD59のジャケットがHotze!(Grooveで連載されていた漫画。レコード屋でバイトするテクノガイHotzeの日常やらドイツのパーティーシーンなど、はちゃめちゃでおもしろい)

昔は買っていたCD、今はほとんど持っていない。ストリームやらオンラインで購入してダウンロードできる時代。物を持つことが少なくなったけど、こうして形としてあるものはそれとちゃんと向き合う時間になるなあと思ったり。レコードは特にそう。お気に入りのものは少しかさばっても持っていたい。

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FabricシリーズとGroove付録CD

現在Groove Magazine166号のCD 75をを聴きながら作業中。その一部がこちら:

真っ先にKraftwerkを思い出させるDJ Hellによるトラック。というか彼らの曲からサンプリングもしているのかしら。すき。

 

カリームは水曜日から日曜日まで友達とスキー旅行でオーストリアのチロル州へ。今回私は仕事だったり、色々理由があり不参加だったけど、次回は一緒に行きたいな。

コーヒーとマテ茶

金曜日、友人の誕生日会でGelnhausenへ。がんばって終電で帰宅(カリームの希望で途中Ampに寄る。元Groove magazineのライターがDJ)。翌日は3月中旬まで開催されている音楽とアートの展示会「El Barrio」へ。レコードフリマでKate Bushのアルバム「Hounds of Love」を見つけて購入。その他展示の数々やベニューを見学。日曜日は仕事とProbe essen。好きなことを学ぶのってやっぱり楽しい。酔っ払いすぎず、誘惑にも打ち勝ち、さらに十分に睡眠もとれた自分に拍手(過去からの学び)。

先日書いたDiploの「Florida」やKendrick Lamarをまた聴くようになり、仕事中プレイリストにも追加。

 先日のせたKendrick Lamarのトラックが入ったフルアルバムをYoutubeで発見

このアルバムしか持ってなかったけど、もっと彼の音楽を聴きたい。聴こう。歌詞をちゃんと理解できたら最高なんだろうな。

 

今日はブラックコーヒー2杯とアルゼンチン人の同僚が持ってきたフレッシュなマテ茶(ミント入り)を飲んで冴えまくり。寝れるかな...。マテ茶はとても美味しかった。

コロナウィルスが一刻も早く終息しますように。

仕事中のプレイリスト

先週からオフィシャルで始まった仕事はとても楽しい。覚えることがたくさんあるけどその一つ一つが新しい学びと発見になる。同僚たちもとてもいい人。ドイツにおけるメンタリティーの面で学ぶこともたくさんある。

誰でも自由に音楽をかけてよいスピーカーが仕事場にはある。常備してあるタブレットに繋いでyoutubeから曲を流している人が多いが、インターネットの接続があまりよくない環境なのと、広告などが入ったりして途中で止まったりする。自ら音楽を流さない人が多いし、何よりあまりにも接続が遅く選曲している時間がもったいないので、私のiPod(現在も愛用中)で主にボーカル入りのロックやエレクトロニックミュージックや、モチベーションが上がるようなインテンスではないものをなるべく選んでつくったプレイリストをながした。容量が16GBなので曲数にも限りがあるのと、長時間流すのでアルバムまるごと入れたりざっくりした選曲だけれども、今日は同僚の1人から「nice musicだよ!気に入った!」と言ってもらえて嬉しかった。次は朝〜昼と、昼〜夜のプレイリストをつくろう。

仕事が終わったあとUバーンに乗り、コロナウィルスのことを考えながら帰路についた。フランクフルトは初雪だったけど、雪にはまだ気温が高いようで雨のようにベチャついていた。

家に帰ってお酒を飲みながら先月購入したGEZANのアルバム「狂」を聴く。日本語が心に響く。そしてふとDiploの「Florida」を久しぶりにオン。確か2009年に初めてこのアルバムを聴いて大好きになって、ロンドン(確かSouthwark)のウェアハウスで行われたパーティーで彼のDJを一度だけみた。このアルバムは今聴いても最高。

 

Florida

Florida

  • Diplo
  • エレクトロニック
  • ¥1528

 

tuuuune!

 

Staring at the sunつながり :)

このアルバムいいな...

ドイツ語 DuとSie

ドイツ語はDu(きみ)とSie(あなた)で敬語を使い分けるのだが、この判断がなかなか難しい。英語みたいにYouだけだったらどんなに楽か…とこちらに来て何度思ったことか。例えば職場の上司や先生に対してはSieをつかうのが基本だが、カリームの同僚(私と同い年くらい)やクラブなどのイベントでカジュアルに会う人にはDuをつかう。上司や先生でも、親しい関係になると「Duzen(きみ呼び)にしましょう」と言われたりするらしい。カリームに「もし仕事の部下からDu呼ばれされたらどうする?」と聞いてみたら、「うーん…そしたら、"あれ?僕たちDuで呼び合うことをいつ了承したんだ?"と言うかなぁ」だそう。少しこわいと思ったけど、日本で上司にタメ語使うなんて考えられないから、まぁ納得。日本で上司にタメ語を使ったら、なんと言われるだろう…。

こっちで知り合ったスペイン語圏の子とその話になったとき、私が、日本では初対面では基本敬語を使うかなぁと言ったら、スペイン語で敬語はお年寄りに対して使うものだから、もし敬語で話されたら自分そんなに年とってる!?ってショックうけるわと言っていて、文化の違いだねぇ…とお互いに驚き。個人差もあるだろうけど。

私は曖昧な場合は失礼の無いように基本Sieを使うようにしてるけど、何度も会う人で本当にわからない場合はもやもやするので「Darf ich duzen?(きみ呼びしてもいい?)」とか、「Soll ich Sie sagen?(あなたと呼んだほうがいい?)」とか直接聞いてしまいます。今の職場は「ここでは基本みんなDuzen(きみ呼び)よー」と最初から言ってくれて助かる。

二日酔いとリカバリー

日曜日。先日の記事で「調子乗って飲みすぎないようにしよう」と書いたにもかかわらず、まんまと調子にのって飲み過ぎ記憶をなくしました。とっても楽しくて、美味しい食事とビールもワインが飲み放題、さらにカラオケあり(youtubeカラオケだけど、スピーカーにつないで、そんなに音も悪くなかった)でみんなの選曲も最高(ニルヴァーナやホイットニーヒューストンなど)...という環境のおかげでついついお酒が進んでしまったのです。私はみんなのカラオケの選曲で大声で歌ってバカ踊りして、Kate BushのRunning up the hillsを同僚と一緒に歌って、サイコー!と二人でハグ。翌日、目を覚ましたらカリームの呆れ顔...。夜中1時半ごろ寝ているカリームに電話で起こして迎えに来てもらったらしい。酒を飲んで途中からの記憶がないのは久しぶり...。お酒は飲んでも飲まれるな、って言葉が何回も頭に浮かび、とっても反省中です。とにかくカリーム以外には迷惑はかけなかったはず(カリームごめんね、そして本当にありがとう)。

翌日の二日酔いはまあまあ酷かったけど、それでも早くリカバリーする方法は学んでいるよう。りんごジュースと水をたくさん飲んで、バナナ、パセリ、アーモンドミルク、ココナッツミルク、りんごジュースを適当に入れて作った即席スムージーを一気飲み、マルタイの棒ラーメンを食べる。夜はお気に入りの簡単イタリアンレシピの一つ、じゃがいもとパスタのチーズ煮込みを作って食べました。オリーブオイルをしいた鍋にニンニク丸ごと、ローリエ、千切り生ハム(またはベーコンかパンチェッタ)、皮をむいて角切りにしたじゃがいも、塩・胡椒を入れて少し炒めたら、ひたひたに水を入れてじゃがいもが柔らかくなるまで煮込み、同じ鍋にショートパスタを入れて時間通り煮て(柔らかい方が美味しい)、最後に小さく切ったチーズ(私はパルミジャーノ)を入れて完成。適当に作っても美味しく作れる。疲れた胃にじゃがいもは優しい。

何気なくTwitterをスクロールしていて目に入ってきたのがAndrew Weatherallの訃報。何年か前のRDCでは出演がキャンセルになってしまい、彼を見れなかったのが残念。Primal ScreamのScreamadelicaが彼のプロデュース作品だと初めて知る。大好きなアルバム。死によって偉業を知るって切ないなあ。安らかに。

jp.residentadvisor.net

 

あっという間にまた週末が終わる

私たちはバレンタインデイを微塵も気にしていないけど、友達カップルはロブスターを食べに行くのがトラディションと言っていて、それは素敵だなあと思ったり。でも、何でもない日に貰うお花だったり小さなプレゼントが私は一番嬉しかったりする。

木曜日はカリームママを招待し、モダン・ジャパニーズレストランでディナー後、ドイツの次世代ジャズバンドのライブをみにAtelier Frankfurtというベニューへ。この招待は昨年のクリスマスに私たちからカリームママへプレゼントしたもの。シンセサイザーの演奏はとてもよかったけど、トランペットとドラムのグルーヴ感がイマイチで、バンドの一体感を感じられず私的には残念でした...。曲も残念ながら印象に残るようなものではなかった。曲の合間に政治的な話をちょこちょこ挟んでおり、ドイツ語だったので私は完璧には理解できなかったけど、そういうところからインスピレーションを受けて曲を作っているようなことを話していて、このようなライブ会場でそういった話(解説?)を聞くのはなかなか新鮮でした。ただ、話しをするのは決まってその人で、しかもこれが結構長かった。カリームママはこの人はどこかの政党の人かしら、とジョーク。それはさておきカリームママがとても楽しんでくれたみたいで何より。ここではよくDJイベントなどもやっているようだけど、訪れたのは初めてでした。ベニューの内装がジャングルクルーズのようでおもしろかった。

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金曜日。腰痛が長引いていたので検査へ。どうやらぎっくり腰の癖で痛みが長引いているよう。しっかり検査してもらえて、しかも何事もないようで安心した。フランクフルトの街を散歩。カフェで一息。

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夜は友人とその同僚や友達と約20名の大人数カラオケ。私はドイツで行くのは初めてだったけど、曲数は少ないし、みんな一斉に歌うしで、酔っ払ったノリで気の合う友達と一緒に行く日本のカラオケが恋しくなった。それでもなんだかんだ飲み放題のアプフェルワインで酔っ払って歌って踊って楽しむことができたので結果オーライ。カラオケの後はみんなと別れてカリームと二人でAmpへ。ここはRobert JohnsonのオーナーであるATAが経営しているもう一つのバー/クラブ。基本エントランスフィーもなく、ドリンクを頼めばOK。この日はATA本人がDJをやっていたのでフラリと寄ってきました。予想以上に混んでてフロアは満員。ジントニックを1杯飲んで(カリームは2杯)少し踊って帰宅。

土曜日は公園へ散歩、マルクトで買い物、私の定番の麻婆豆腐と白菜サラダを作ったりNetflixを観たりしてのんびりと過ごしました。

今日ものんびりスタート。夜は仕事先のみんなと遅れたクリスマスパーティーがあります。調子乗って飲みすぎないようにしよう。